新人が仕事が覚えないのは上司の教え方が下手なせいだ
仕事が覚えられないのはあなたが無能だからではありません。
僕もいろんな会社で上司を見てきましたが、どこの会社の上司も共通点がありました。それは、
「仕事を教えるのが下手すぎる」
と言うことです。
どういう事かと言うと、
1.回りくどい説明が多い上司
そもそも右も左もわからない新人は仕事の流れがわかりません。
なので、言葉で長々と仕事の説明をされてもイメージがわかないのでちんぷんかんぷんです。
さらにこの回りくどい説明が大好きな上司は、いちいち話が脱線します。
なので上司の話が終った頃には新人部下の頭のなかには何も残ってません。
2.プレッシャーばかりかけてくる
いっくら仕事の教え方がうまかったとしても、部下が仕事を覚えられるような心理状態でなければ、部下は仕事を覚えてくれません。
「お前物覚え悪いな!」
「早くやれよ!」
とまぁこんな感じでいちいち部下を煽ってたら、部下の頭のなかは真っ白です。
そこに思考する余地はありません。
よく社会人で言われることで、
「考えて行動できないやつは使えない!」
ってセリフがありますよね?
部下が考えて行動できないのは上司のせいである可能性も高いと言うことです。
このタイプの上司は、自分のせいで部下が委縮して仕事ができなくなっているのを気づいていない極めてタチが悪いタイプと言えます。
3.放任主義
「仕事は見て覚えるものだ!」
「家にいるときも仕事の勉強しろよ!」
「なんで一回で覚えられねーんだよ!」
こんな感じで一度仕事を部下に教えただけであとは放置する上司です。
全くの未経験の人間が、一度聞いただけで覚えるなんてそんな都合のいいことありません。
それが可能なら、誰でもすぐに外国語を話せるようになると思うんですがどうでしょう。
・・・無理ですよね。
もちろん教えてもらったことを覚えようとする努力は絶対必要です。
ですが、一度教えて、
「お前これ前も教えたよな!?」
とか言って仕事を覚えられないのは100%部下が悪い!と言い放つ上司ははっきり言って怠慢です。
ついていける人間は極わずかでしょう。
そういう上司は、仕事できる自分に酔っているだけです。
部下からしたらはた迷惑な話です。
まぁ、そういった上司のせいで部下はどんどん辞めていくんですけどね。
人を育てられない会社に未来はありません。
仕事を一生懸命覚えようとしている部下を潰していまう上司は会社にとってゴミそのものです。
そういう上司のせいで思考力を奪われた無能部下が量産されていることに気づいていない会社も悪です。
早くブラック企業が根絶やしになってほしいですね。