無能社員が欲しいのは指摘でもアドバイスでもない!肯定だ!
まず始めに、誰だって好きで無能になってるわけではありません。
僕はパワハラ上司の元で見事に無能社員に成り果てましたが、無能社員が心から求めているのはパワハラ上司からのアドバイスでも指摘でもありません。
僕の行動と思考を肯定してほしいのです。つまり認めてほしいってことです。
では、その認めてほしい理由の前に無能社員である理由に迫っていきます。
1.自分の行動と思考に対する自信がゼロだから
無能社員ってビックリするほど自分に自信がありません。
何をするにしても、
「間違ってるかもしれない・・・」
「怒られたらどうしよう・・・」
「ミスったらどうしよう・・・」
こんな感情が支配しています。
なので、仕事をする時あり得ないくらい目先のことで頭がいっぱいですし、常に焦ってます。
先を読んで行動するなんて、頭がパンク寸前なのでできません。
こんな精神状態では、当然イージーミスも増えます。なぜなら回りを見る余裕がないですからね。見落としも増えるのです。
ではなぜこんなに自信がないのか?
それは2パターンあります。
1.もともと引っ込み思案
回りの意見に同調して生きていると自分の意見や意志を主張できなくなります。
良いも悪いも回りが決めてくれる環境で生きてきたためいざ自分で行動しなければならない状況になったとき、何も決められない。ということですね。
ですが、これは訓練次第でどうにでもなります。
環境され整っていればの話ですが。
2.パワハラ上司によって全てを否定された
これは僕に当てはまります。
パワハラ上司によって自身の行動や思考を全否定されるのです。それも長期にわたって。
これをされると、自分のやっていることが全て間違っているような感覚になります。
こうなってしまったら仕事どころではありません。
常に上司の目が気になるし、何をしたらいいのか分からなくて会社でオロオロして仕事進まないし、上司に指示をもらっても頭がいっぱいだから話が入ってこないしで完全に無能社員です。
これに関しては上司の教育が悪いですが。
3.無能社員が求めているものとは
無能社員が求めているものは、自分を肯定してくれる環境や上司です。
少しでも自分がやっていることに自身を持てたら無能社員は劇的に変わります。
「次はこれをやって・・」
というような思考もできるようになります。自分の考えが正しいと思えるからですね。
なので、上司は部下のいいところを探して言葉に出してあげてください。
「その動きでいいんだよ。スピードは徐々についていくからさ。」
こと一言だけで無能社員は自信を持って、上司に認められた仕事をこなせるようになります。
逆に部下の粗探しばかりしている上司の元ではいつまで経っても部下は一人前にはなりません。
無能社員が量産されていくだけです。
「うちの会社は使えないやつが多い!!」
こんな風に嘆いている上司の皆さん。
部下に心を開いて接していますか?
部下の悩みを理解してますか?
部下の仕事をボロクソ言うのが日課になっていませんか?
「仕事しにきてるんだからそんな甘えたやつは通用しない!!!」
こんなことを言ってるようならあなたは人の上に立つ資格がありません。
だからみんな辞めていくんですよ?
根性ない!の一言で片付く話ではないのです。
今、もしあなたが「自分は無能なんだ・・・」と嘆いて辛い日々を送っているのであれば思いきって環境を変えてみるのもひとつの手です。
必ず自分に合う会社は存在します。
どうせなら楽しく過ごしたいですからね。自分が幸せになれる道を探し続けて今日も頑張りましょう。