「オレが若い頃は~!」とか言う上司ってマジで魅力がない
「オレが新人の頃はもっとやってたぞ!」
「オレはお前以上に地獄を見てきた!」
こんなこと言ってくる上司ってほんと魅力がないと思う。
だって部下の話は一切聞かないで、全部自分目線で上から偉そうにギャーギャー言ってるだけだから。
時代は変化してるんですよ?
今の時代はスマホで会社の情報をいくらでも調べられるし、自分の勤める会社が異常なのかどうなのかはSNSで不特定多数の人間と繋がっていればすぐに判別がつきます。
昭和の風潮が色濃く残っている会社は、とにもかくにも
「給料払ってんだから会社に心臓を捧げよ!」
と言った感じで従業員を馬車馬の如く働かせます。
僕の場合は休日なんて1ヶ月に1日あればいい方だった。
それでも昭和の時代はその頑張りが給料に反映されたり、粉骨砕身で働くことが美徳と言う風潮で、終身雇用制度も生きていたこともあり、それなりの見返りがあったから続けられたんでしょうけど。
今の時代は、プライベートと仕事をきっちりと分けるのが当たり前の風潮です。
仕事は仕事、プライベートはしっかり満喫する。こう言った価値観が主流になっています。
こう言った若者の価値観の変化って言うのは、時代と共に変化していくのは当然の流れです。
にもかかわらず、
「今の若者は根性がない!」
「オレが若い頃は~!」
「社会人になったら体が動くかぎり仕事だけをした方がいいんだ!」
と言うような、まるで「俺たちが過ごした時代が正しい!」みたいな感じで今の若者に詰め寄ったところで、
「は?このおっさんなに言ってるの?」
と思われてその時点で、若者から単なる説教臭い上司って言うレッテルを張られます。
なのでこう言う昔話が大好きな上司へ。
・・・若者に自分の価値観を押し付けてもだれも共感してくれませんよ?
今時昭和の働き方を部下に押し付けても誰も共感しないし、付いていこうとも思いません。
だって、部下の考えを理解しようとしてないから。
そんなことばっかりやってるから、会社の新人がすぐ辞めていって、いつまでたっても人手不足が解消されないんだよ。
だいたい、こう言った
「俺が味わった苦労は部下も味わうべきだ!」
ってな思考の上司のもとでは、有能な人材はすぐに逃げ出していきます。
これは、部下の根性がどうとかの問題じゃなくて、いつまでたっても今の時代の流れに乗れない上司が部下に見捨てられてるだけです。
なので、今現在、あなたが勤めている会社で上司に上記のようなことを言われて毎日苦しんでいるのであれば、移動願いを出すのも良し、さらに上の上司や人事に相談するのも良し、退職代行にお願いして会社を辞めるのも良しです。
ただ、上司が改心してくれる可能性はかなり低いです。だって自分が間違ってるなんて微塵も思ってないから。
むしろ、「俺についてこれない部下が根性なしなんだ!」くらいに考えているので、上司が変わるっっていう方向は考えない方がいいですよ。